どこの地域も気持ちは同じ、供養の心

地域別お盆の迎え方

お盆行事の例

同じお盆なのにいくつかの時期があります。 それは、旧暦から新暦に暦(こよみ)が、明治6年1月1日に切り替わったためです。 もともとは、お盆は旧暦(8月)の行事でした。 しかし、切り替わったときに、その地域独特の優先される行事があるなど、事情によって、旧暦のままでお盆を迎える地域が残っているのです。

お盆の時期について

毎年、「お盆」という時期があります。
迎え日(盆入り)、中日、送り日(盆明け)があり、先祖や亡くなった方を供養する期間です。
しかし、必ずしも同じ時期ではなく、地域ごとのお盆期間になっています。
東京、横浜、静岡など新暦7月15日(新盆)、沖縄地方など は旧暦7月15日(旧盆)、その他の地域では新暦の8月15日にお盆の行事が行われているようです。
また、8月20日ごろや、9月に行う所もあるそうです。

「精霊馬(しょうりょううま)」「精霊牛(しょうりょううし」といって、きゅうりとナスを使って、馬と牛を作る風習があります。
これは、ご先祖様が来るときには足の速い馬(きゅうり)で早く家に戻って来られるようにという意味があります。
家の門口や庭先で「迎え火」を炊くのも、「ご先祖様が迷わないように」という意味があります。
帰る時には足が遅い牛(ナス)で、この世から去るのを少しでも遅らせようとしたことや、お供物を乗せて帰れるように牛(ナス)にしたと言われています。

盆踊りは、誰でも参加できる供養の一つで、繁栄を願い、家族の健康を祝っていました。
「阿波おどり」・「西馬音内の盆踊り」・「郡上おどり」が日本三大盆踊りと言われています。
特に徳島の阿波おどりは、国内最大規模の盆踊りとして有名です。
本来は「念仏踊り」で、帰ってきた霊たちを迎えたり送ったりするための宗教行事で、今でも覆面やお面を付けて踊る地域もあるようです。
現代ではCDなどを使った音楽で踊ることが多いのですが、昔は三味線や太鼓に合わせて踊っていたということです。
音楽も踊り方も変わってきている現代では、アニメの曲や、ダンスのような振り付けも見られるようになりました。

お盆休みと夏休み

子供が夏休みの時期であることから、父親や母親の実家に出かける機会になっています。 大人から見れば、帰省してお墓参りをする機会ですが、子どもにとっては祖父母の家に行き、遊んで帰ってくるという認識なのでしょう。 しかし、帰省ラッシュで、マイカーでは渋滞、新幹線や飛行機も満席となることが多いですね。

最高のお供物

盆提灯は最上級のお供物で、親戚や知人が、故人に対し贈るものです。 盆提灯をいただくことは、故人が慕われていたことの現れにもなっています。 いただくごとに増え、全部は飾れなくなることがありますが、その場合は、2~3年かけて少しずつ飾る数を調整しても構いません。