どこの地域も気持ちは同じ、供養の心

お盆行事の例

精霊の迎え方・送り方

お盆の期間は、通常夏の4日間で、年度によって変わることはありません。
各家庭では精霊棚(しょうりょうだな、盆棚ともいいます)にお供えをし、迎え火を焚いて精霊をお迎えします。
さらに、棚経(たなぎょう)といって、僧侶にお経をあげてもらいます。
その後、お墓参りをしてから、最後にまた火を焚いて精霊をお返しします。

精霊棚(しょうりょうだなという祭壇のようなものを、盆の入りの前日か当日に設置し、お盆の期間が終わるまで飾っておきます。
真菰(まこも)という植物で編んだむしろを敷き、その上に祭壇を組みます。
真菰(まこも)を使ったのは、お釈迦様が真菰(まこも)を用いて病気を癒したり、邪気を払いのける力をお持ちだったということに由来しています。





精霊棚(しょうりょうだな)の飾り方

真菰(まこも)で編んだむしろを敷き、むしろの四隅には葉の付いた笹竹を立て、四本の竹を繋ぐようにしめ縄で結び、その縄にほおずきを吊るします。
これが「結界(仏道修行に支障のないように、囲われた内側を聖域とすること)」になります。

むしろの中央に、お仏壇から取り出したお位牌を置きます。
お位牌がいくつもある場合は、一番古いお位牌を右側に置き、一番新しいお位牌を左側に来るよう、順番に並べます。
それから香炉やお輪(おりん)、花などを配置して、お団子や故人が生前に好んだものなどを供えます。
精霊棚(しょうりょうだな)の左右両端に配置する一対の盆提灯は、精霊が迷わずに来られる目印となるように、という気持ちです。

絵柄のない「白提灯」は、新盆(初盆)用のもので、お盆が終わったら送り火で燃やします。
お寺で供養してもらっても良いそうです。